SEIG学生記者クラブ

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聖歌隊並びにハンドベル・クワイアによる座談会

今回の座談会は、活動内容、魅力・入部のきっかけ・やりがい、醍醐味・部活で得た学び・楽しかったこ と、大変だと感じたこと・部活を象徴するもの・お互いの部活について感じること・続けてよかっ たと思う瞬間、学業との両立についてなどを話し合った。役職経験者だからこそ語ることができる双方の魅力について語らった。

〇 参加メンバー
・ハンドベル心理福祉学科 4 年石井ひより
・聖歌隊 心理福祉学科 4 年宮内穂乃花
・聖歌隊心理福祉学科 4 年折原愛深
・人文学部チャプレン柳田洋夫教授

・SSPCメンバー


―――――最初に、活動について教えて下さい―――――

 

聖歌隊:私たち聖歌隊は、毎週月曜日と水曜日の17時から19時30までチャペルにて活動をしています。 

活動内容は、JPOPや賛美歌、合唱曲などを練習しています。 

 

ハンドベル:ハンドベル・クワイアは、毎週木曜日の16時50分から20時までチャペルにて活動をしています。 

活動内容は、賛美歌をメインとして文化祭やクリスマス行事、礼拝の賛美奉鐘に向けた練習です。文化祭では賛美歌のみならず、ジブリ曲演奏しています。

―――――入部のきっかけは何ですか―――――

 

石井:入学前準備学習の時に、ハンドベルの先輩のグループになったです。その時に、「ハンドベル、楽しいよ!」と話す先輩の目がキラキラして見えて、「この人の音を聞いてみたい!」と思ったこと。そして、入学式で演奏聴いて体が引き込まれるような感覚で直感的に、この部活に入るだなと感じたことが入部のきっかけです。 

 

宮内:高校生の時に合唱部に入っていて、大学に入した時に聖歌隊を知って、大学でも歌を続けようかなと思ったので、入部を決めました。 

 

折原:私は、入学当初はサークル等に入部する予定はなかったのですが、先に聖歌隊への入部を決めた学科の友達から、学生の伴奏者が欲しいという話を教えてもらいました。その繋がりから、体験入部をしコーチの先生や先輩方とお話をして入部を決めました。 

 

司会:皆さん、昔からのことを続けたり、先輩や友達との繋がりで入部した感じですかね? 

 

石井:そうです! 

―――――次に部活をやる上でのやりがいを教えてください―――――

 

折原:私は聖歌隊の中でも、歌を歌う役割ではなく伴奏をする役割なので、少し特殊ではあるですけど、ひとつになって歌作り上げていく皆の曲を、ブラッシュアップさせたり、いい賛美にするお手伝いを出来ることがやりがいです。 

 

宮内:私のやりがいは新しい音楽に出会えることかなと思っていて、高校の時とは全く違うジャンルをやらせて頂いているので、それこそ、賛美歌だったり新しい合唱曲をやらせて頂けることがやりがいかなと思います。 

 

石井:ハンドベルって、先生もよくですけど、1人ではできないです。だからこそ、自分の音への責任、自分の音を突き詰めつつも、周りの音も聴きながら揃ったとか揃わないとか言いながら、熱中して練習できると楽しいし充実感がありますし、聴いてくれた方々が綺麗だったよって言ってくださったときはやりがいを感じます。卒業式は先輩と2人で練習したですけど、担当の音が多い分、大変だったけどベルが好きなもの同士でやりがいはありました。 

 

司会:柳田先生からも、新入生にお言葉を頂きたいです。 

 

柳田先生ずっとコロナで部活の活動もままならないし、部活の宣伝もままならなかった中で、本当にどの部活も大変だったと思います。しかし、だんだんコロナも収まり始めて、これから部活も盛んになっていけばいいと思います。特に、大学の勉強を頑張るのは当然だけど、やっぱり本当に充実した楽しい4年間を送るためには、是非課外活動に参加して頑張ってほしいです。 

 私は、大学時代1年生の時は何個か部活に入っていただけど、辞めてしまって人間関係が薄くなってしまい、そのことは私の人生における大きな損失だと思って後悔しています。だからこそ、もう部活に入部した人は、精一杯頑張って欲しいし、まだ迷っている人も、今からでも遅くないので是非部活で充実した学生生活を送ることを考えてほしいと思います。 

―――――部活の魅力や象徴的なものを教えてください―――――

 

石井:ハンドベルの魅力はやっぱり音色かな。ハンドベルって天使の歌声って言われている楽器で、16世紀にできた楽器なです。そして、その人にしか出せない音があるので、それが重なった時、チャペルなんて綺麗に響きますけどその音の重なりや美しさが魅力かなと思います。 

 象徴は、やっぱりコーチですね。聖学院小学校から本田晃先生が来てくださっているですけど、本田先生の音は格別に綺麗だし、本田先生が入って初めて大学のベルになるかなと思うので、続けていくうちに本田先生の熱量、先生の音の魅力に引き込まれて行きましたね。今のベルが大好きって胸張って言える私がいるのは本田先生のお陰だし、先生の音があったから演奏が好きになれたです。居て下さらないと落ち着かないし、居て下さるだけで雰囲気変わって楽しいですね。 

 

宮内:学内行事での賛美だったり、コロナ以前は学外での賛美もあったので、聖歌隊の魅力は活動の機会が多いところかなと思います。 

―――――続けて来れた理由、続けてよかったと思う瞬間を教えてください―――――

 

石井:続けて来れた理由は、私の中でベルや先生先輩達の音が好き、聴きたいって想いは勿論、届けたいって気持ちだけは、揺らがなかったのは大きいです。だけど、やっぱり周りの人がどんな時でも支えてくれているから続けて来れただと思います。先輩達も私を大切にしてくれたし卒業後も支えてくれていますし、先輩が卒業して、1人でやっていた期間なんて沢山の教職員の方に声をかけて頂いて、愛されている部活だなと実感しましたし、代表になってからずっと、キリスト教センターの方々や聖歌隊の2人に支えて貰っていますが、センターの職員さん一人ひとりがベル本田先生への想いを守ってくれたから続けて来れただと思います。でも、やっぱり一番は本田先生と柳田先生です。新入生が入部してくれて先生方に報告して、喜んでもらえた時は、続けて良かったなと思いました。 

 

宮内:続けて来れた理由としては、私自身が歌が凄く好きということと、周りの友や先輩達の支えだったりとか、キリスト教センターの職員さん方、コーチの先生、顧問の先生のお陰です。辞めたいなって思う時もあったですけど、先輩達からも辞めないでねとかいろな人に必要とされているのが凄く実感できたので、続けて来れたのかなと思っています。 続けてよかったことは、聖歌隊なので、歌うことが基本になってくるので、1つの曲を歌い上げることができた時は良かったなと思います。 

 

折原:続けてよかったと思う瞬間は、学生伴奏というポジション私が入部するまで前例がなくて、歌い手とは違って、どうやって自分の役割を作っていくかという所だったですけど、入部するまでは自分の趣味としてピアノを続けていたので、自分の為にしかピアノを弾いてこなかったです。だけど、聖歌隊に入って、聖歌隊の部員や礼拝等に来られている方々に対してピアノを弾くことができるようになったのでそこが良かったなと思います。 

―――――お互いの部活に対して感じることや役職者同士として関わってきた中で感じたことを教えてください―――――

 

石井:聖歌隊見る回数が多いからこそ成長を感じやすいかな。その時々で個性があるし、見学もさせて貰ったことがありますが、今の4年生は特に個々の目標というか、歌にかける想いがはっきりしてるなと思います。 

お互い役職者同士で、宮内さんとは代表同士だった期間もあったですけど、2人ともキリスト教の部活だからという責任感?使命感が強くて、出させて頂く立場だからこそお互いにクオリティ下げたくないというのがあって、でも、コロナもあって想いだけではどうにもできない状況もあって、お互いに凄くなんだろう…悔しい想いもしたし、葛藤を抱えてきたなと思います。この状況を共有し、想いが強いもの同士だからこそ、彼女が代表をおりてやっと自分自身の想いで歌えるってなって見学に行ったら凄く楽しそうで、本当に頑張っただなって思うし、卒業式も今まで以上にまとまって見えたり、賛美奉献の時の歌とピアノの重なりも凄くきれいで2人とも頑張っただなって思います。 

 

宮内:私自身も、聖学院大学において聖歌隊もハンドベルも重要な団体だと思っていて、それこそ、キリスト教センターの方々にも式典においては「こういう団体があることがとても大切だよね」と言って頂いているので、そういう面においては凄く、重要な役割でもあるなと思っています。そして、さっきも石井さんからお話があったと思うですけど、同じ代表という役割を通していて、やっぱり大学においての役割がある以上はクオリティちゃんとしたいので、式典前などはシビアな雰囲気になるです。そういう所をお互いに少ない人数でやっていた時期があったので、そういうのは凄く大変だったなと思っています。 

―――――皆さん、ノンクリスチャンですがキリスト教の部活に入ることに抵抗はなかったですか?また、役職を経験されてますが、部活を続ける中でキリスト教に対しての価値観が変わるなどはありましたか―――――

 

石井:抵抗はなかったですけど、お祈りは慣れるまでに時間かかりましたね…。 

キリスト教というものを意識するようになったのは、それこそ役職ついてからです。 

式典に出させて頂く立場であり、楽器も神様を賛美する楽器なので、おのずと意識するようになりましたね。 

価値観変わりましたね。きっかけは、キリスト教センターの職員さんで一番お世話になっている職員さんがい、この方とチャプレンの先生がローマの信徒への手紙5章3から5節を送ってくださって、そのあとにおふたりの奨励を読んで、私はやらせて貰っている立場だからそんなに我慢はしてないけど、初めて聖書の御言葉にちゃんとふれた感覚があったです。おふたりとの関わりがきっかけとなり、キリスト教というものが近くに感じられるようになったし、キリスト教の部活の代表としてや演奏者としてちゃんと賛美できるようになりたいって思えるようになってハンドベルの素晴らしさを知って貰いたいって思わせて頂いたので、そう意味では凄く貴重な経験をさせて頂き、感謝していますし、部活は特に周りの方に恵まれたなと思います。キリスト教に関する理解を深めたいと思うきっかけになりました。 

 

宮内:私も、入ることに抵抗はなかったです。ノンクリスチャンだったので、聖歌隊に入ってから、キリスト教というものに触れて、価値観というと難しい感じがするけど、いつも賛美奉献をする直前にお祈りをしてもらうですけど、神様が側にいてくださって見守ってくれているから、安心してみんなで賛美して神様からの言葉を音楽にのせて届けようという気持ちに変わりました。あと、聖歌隊も練習後にお祈りをする時間があるですけど、お祈りとは別に自分で一日や練習を振り返る時間にもしているので、価値観というよりは、4年間、聖歌隊を通して、キリスト教というものに触れることができたのかなと思います。 

 

折原:私は少しだけ抵抗がありました。聖歌隊ってクリスチャンの人じゃないと入れないのかなっていう固定概念みたいなのがあって、家族に話した時も「ノンクリスチャンの人が入って大丈夫なの?」という話になって、私自身も、「私が入って大丈夫なの?」と思っていました。 

 でも、1年生の頃は当時の顧問の先生が賛美奉献のたびに、イースターだったらイースターの聖書のお話しや背景、礼拝の意味教えてくださる学びの時間があったです。あとは、クリスチャンの友達や先輩からキリスト教について教えて貰う中で、イメージが変わりました。難しそうだなと思っていたですけど、聖書に心に響く言葉が沢山あったりとか、賛美歌を聞いても心に響くものがあって、ノンクリスチャンでも学生や先生方から、キリスト教の考え方や大切にされていることを今後も学んでいけたらいいなと思います。 

 

石井:人によっては、やっぱり「キリスト教」というものが壁になってしまっている人もいると思うです。 

確かに、両部活ともお祈りや立場はあるかもしれないけれど、それこそ聖学院大学ならではだし、ノンクリスチャンの人も沢山いるので、キリスト教という宗教としてではなく、ひとつの関わりや捉え方として大切にしたいことが沢山学べると思うので、ぜひ気軽に礼拝等で両部活やほかのキリスト教の部活に興味を持ってもらえたらと思います。

―――――キリスト教の部活として、関わりが強いかと思いますが、皆さんにとってのキリスト教センターの存在は、どんなものか教えてください―――――

 

石井:無くなったら困る存在です!代表としてやってこれたのはセンターの皆さんのお陰なので先輩の引退が近づくに連れ、1人になるというのが分かっていて、その時に頼ったのがセンターだったです。勧誘のことなど、本来なら部内で協力して作るものを、手伝って頂きましたし、私自身のベルや先生方に対する想いを守ってくださって、行事等の調整も含めて、活動が円滑に進むように、支えてくださる存在なのでとても大切な存在です 

 

宮内:私は、隊長になってからセンターの皆さんと関わらせて頂くようになったですけど、聖歌隊が、学外に発信したり露出が増えた時に、外部と聖歌隊を繋いでくれるのはキリスト教センターだなと思っています。賛美奉献をするときも一緒にお祈りをしてくださったりとか、学外に行くときも準備を手伝ってくださったりとか聖歌隊と誰かを繋いでくれる部活にとっても安心できる存在ですし、私にとっても凄く信頼を置いている場所です。 

 

折原:常に寄り添ってくださる存在です。私は副隊長だったので、2人のような重要なお仕事はなかったですけど、練習が思うように進まなかったり、アクシデントがあった聖歌隊が落ち込んでいるときは、共感してくださって、アイデアを提案してくださる大切な存在です。また、賛美奉献が終わった後は良かったよと褒めてくださって、嬉しいことがあったときは、一緒に喜んでくださって、常に聖歌隊の後ろで温かく見守りサポートしてくださるところが有難いなと思います。 

 

石井:私は常に隣にいてくださる感覚を感じていて、私も宮内さんと同様に代表になってから関わらせて頂くようになったですけど、実習とクリスマスを両立した時にしんどくなってしまったことがあったです。その時に、助けを求めたのがセンターの職員さんで、1対1でお話しさせて頂いて「まだやれる。届けたい」と思わせて貰えて戻ってこれたので、凄く感謝していますし、おひとりおひとりが声をかけてくださって、必要としてくれて学生ひとりひとりをしっかり見てくださっているし、感謝してもしきれない部活が成り立つために必要不可欠な大切な存在です。私のペースを大切にしてくれて、センターに行って職員さん達に会うとさあ、やろうとスイッチが入る。代表としての私を作ってくれた場所かな。 

 

司会:学生課よりも1歩距離が近い頼れる存在という感じですか? 

 

石井:そうですね。センターの扉は厚いし重いけど(笑)距離は近いかなと思うし、だからこそついつい話してしまうけど、側で支えてくださっているからこそ部活の良さも知ってくれているし、一生懸命聞いてくれるし、嬉しいことは一緒に喜んでくれて、できたことに焦点を当てて励ましてくれる。いつもこんにちは~という感じで温かく向かい入れ受け止めてくれる存在だよね。 

 

宮内:うん。学生課の教職員の方々も勿論話しやすいし親身になってくれるですけど、やっぱり特連とかチャペルを使用する団体の管轄だから、昔から部活のことを知ってくださっている方も多いので、相談しやすかったり前例のないようなことも理解してくれるのも有難いよね。 

 

石井:そうだね。私達の気持ちを大切にしてくれるです。ベルは前にも先輩が1人で活動していた時があって、先生方に限らず、その時のこととかもセンターで聞いたりしてたですけど、センターだから話せることもあるし、それこそ、センターとの繋がりがないと動いて行けない部活なのでだからこそセンターなりの距離感や視点が有難いです 

―――――柳田先生にお聞きします。先生から見て聖歌隊とハンドベルの魅力は何ですか。 また、どんな存在ですか――――― 

 

柳田先生: 昔、聖歌隊の顧問もしていたことがあって、賛美歌の意味が分からないと言われ、お話をしたこともありました。 

 聖歌隊については、そもそも、人間の声というのは神さまに一番直接的に届くというので、教会では直接人間の声で賛美を捧げることを重視していました。聖歌隊もその伝統を引き継いでいることもあって、勿論ノンクリスチャンの人もクリスチャンの人もいるけど、キリスト教的な中核を担うところかなと思っています。 

 ハンドベルも、先程話にあったように、そもそもは教会で神さまを賛美するために作られたものです。音色を聞いただけで、他の楽器とはひと味違うな、ということを多くの人が感じるのではないでしょうか。ということで、聖歌隊もハンドベルも、根本的なところでは神さまに向けられているというところはあると思います。 

 だけども、決してそのようなことを無理に強制しようという気持ちはありません。だから、キリスト教の部活だから躊躇したというお話が先程ありましたが、その点は心配ご無用です。実際に、ノンクリスチャンのメンバーのほうが多いくらいです。ただ、一方では、活動を通してキリスト教の良さに触れてほしいなという想いは持っているし、特連はそういう思いをもって一体感を大切にしてきました。「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである」(マタイ18:20)という言葉が聖書にはありますが、目に見えない中心になるお方が居て下さるということを私自身は意識してます。いずれにせよ、クリスチャンの人もノンクリスチャンの人も仲良く活動できて、互いの良さを知り合うということができる、というところが、聖歌隊やハンドベルをはじめとした特連の部活の良さだと思います。 

―――――また、両部活を支えて下さっていますが、側で見ているからこそ知って欲しいや伝えたいそれぞれへの想いやキリスト教活動の魅力、想いはありますでしょうか―――――

 

柳田先生: 大学生の大人の皆さんですから、自分達で考えながらやることが大事だと思います。一方では、きちんと報連相をして貰って、相談するべきことは相談するという良いバランスを取ってやって貰っている気がして、非常に良い存在と思います。是非この良い感じを続けて後輩達に繋げて行って欲しいなと思います。 

自分達の一挙手一投足で表現するというのはあるかな。そして、先輩の背中を見て、なんとなくキリスト教的な雰囲気も含めて後輩が学んで行くというのもあるのかなと思います。 

 魅力は、さっき言ったことに尽きるかな。この聖学院大学はプロテスタントキリスト教の学校で、もうすぐ学院としては120周年と長い歴史を持つところなです。歴史というのも少し踏まえて、長い歴史の最先端にあって新しい歴史を作っていくだという気持ちを持ってやっていって貰えればいいじゃないかなと思います。長い歴史に自覚と誇りを持って、継承していってほしいなと思います。

―――――皆さんにお聞きします。この学校でキリスト教活動を続けていくことで得られる学びまた、今後の目標を教えてください―――――

 

石井:1人ではできないからこそ支えてくれる方がいる有難さややりたいことをやらせて貰える環境の貴重さを凄く学びましたしだからこそ自分がやるべき使命や責任学びになりました。そして、本来の目的である「賛美」というものを意識するようになって言葉だけでは届けられないものがあるだというのは凄く強く感じました 

目標は、部活としては賛美奉鐘をしたいというのはずっと考えています。そして卒業までに聖歌隊を筆頭としてコラボを実現させたい方が居るのでそこが目標です! 

でもそのためには、自分の音を突き詰める必要があって、本田先生や当時のキリスト教センターの教職員の方々のベルの音色に救われた経験があって、純粋にベルを楽しんでいる姿を見て、楽しさを振り返るきっかけになったりその時に、隣で寄り添ってくれて「今のままのあなたで進んでいいよ。大丈夫」と言ってくれてると感じたです。そこで、私の鳴らしたい音はこの音だっただって気づかせて貰って、演奏するにあたって、聴いてくださる方に少しでも寄り添えて神様に心を寄せて癒しを感じる時間にして貰えるようにしたいなと思います。そして最終的には、本田先生、柳田先生、センター、そして今までを支えて下さった方々に演奏で感謝を伝えられるようになれればと思います。 

 

宮内:聖歌隊も1人では完成するものではないので、一人ひとりの歌への責任等を考えながらやっていくことが必要だなと思っていて、学びとしてはどの歌にしても言葉を届ける役割を担っているので、そういう役割があるということを、今後も学んで行くことが必要かなと思っています。  

目標は、今、聖歌隊は20人弱いるですけど、もう少し人数が増えてきたら学外の賛美やイベント、定期演奏会等を復活できたらなと思います。 

 

折原:2人と重なりますが、1人ではできないからこそ、人間関係は学びになりましたし皆で一致団結したり、特連として集まる機会もあったのでそこで新しい繋がりがあったり、先生方のお話からキリスト教について学ぶことができたので、人と人との繋がりはすごく大切なだなということを凄く実感しました。 

 目標は、1年生の時に点火祭で両部活合同の賛美奉献をさせて頂いたので、またやりたいなというのと、ハンドベルに限らず、他の特連の部活とコラボレーションして想いを1つにして、何かできたらいいなと思います。

―――――最後に記事をご覧の方にPR等何か一言ください―――――

 

石井:ハンドベルについては、私も4年で下級生が2年生1人、1年生2人という状況で、まだまだ人数は少ないです。確かに、ハンドベルも聖歌隊も部活だし音楽なので、緩くはないし、一見、ただ楽しそうに見えるかもしれないけど、相手が居る前提なので、生半可な気持ちではできないです。だけどそんな環境だからこその成長っていうのは必ずあるので、キリスト教について知りたいと思ったり、音楽やってみたいなど何かに熱中して取り組んでみたいと言ってくださる方がいらっしゃったら、ハンドベルでも聖歌隊でもまずは生の音に耳を傾けに来てもらえると嬉しいなと思います! 

 

宮内:大学のサークルって緩く楽しくできるのかなって固定概念があるのかなって感じていて、でも聖歌隊って、表に出てくるとか重要な立場を担っているので緩いものではないというのは伝えたくって、でも、ちょっと厳しい団体だからこそ凄くやりがいや達成感を味わえるし、学びも深められるし心を養える部活なのかなと思います。 

興味があれば是非お持ちしています! 

 

柳田先生:特別委員会連合という名前からして、敷居が高い感じがするかもしれないけれど、クリスチャンの人もノンクリスチャンの人も仲良くやっている場所ですので、今からでも決して遅くはないので、見学してもらい、そして加わって貰って、より多くの仲間と一緒に楽しくやっていきたいと思います。 

聖学院大学 ハンドベル・クワイア

・活動内容及び練習内容

クリスマス行事については点火祭、クリスマス礼拝共に毎年賛美奉鐘をさせて頂いています。また、昨年は全学礼拝の賛美奉鐘もさせて頂きました。

 

・活動日時と場所

チャペルにて毎週木曜日16時半から18時半(活動レベル制限が無ければ16時50分から20時)

※活動日に直接チャペルにお越しください

 

・活動するうえで必要なもの

継続力、楽しむ心

聖学院大学 聖歌隊

毎週月曜水曜の授業終了後に讃美歌やJ-POPを歌う、様々な式典で歌を披露